ファンデーション最大の空白は「色が合わない」 — レビュー66,941件の観点分析【2026年】

事業者向け | 市場・レビュー分析レポート

満足は伸びの良さに集まり、不満は色味の合致に集まっています。

満足が集まる
88.7%
伸びの良さの好評率/N=4,336
不満が分かれる
58%
色味の合致の好評率/N=9,102

60商品・レビュー 66,941件 を10観点で分解

伸びの良さ88.7%
カバー力72.9%
色味の合致58%

ファンデーションの購入者レビュー66,941件を10観点で解析。『伸びの良さ』『厚塗り感のなさ』『密着感』は好評率85%超で満たされている一方、『色味の合致』は58.0%(不満18.6%)、『カバー力』は72.9%(不満16.0%)にとどまります——事業者が製品改良・LP・レビュー対策で優先すべき論点を、評価語でなく統計で示します。

※本記事内の商品リンクにはアフィリエイト広告(楽天アフィリエイト等)を含みます。掲載データの集計・分析はリンクの有無と独立に行っています。

対象 ファンデーション(Amazon 30 / 楽天 30 商品)レビュー 66,941件言及 / 10観点データ TrendViewer更新 2026年8月

レビュー分析した主な商品

この記事の元データです。
本記事は TrendViewer の公開レビュー分析をもとに自動生成しています。
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結論(要点)

  • 満足の柱は伸びの良さ(好評率88.7%)厚塗り感のなさ(84.3%・言及9,493件)密着感(81.9%・9,630件)。テクスチャーと仕上がりの質はカテゴリ全体で高水準に達している。
  • 最大の空白は色味の合致(好評率58.0%・不満率18.6%・中立16.0%)。言及9,102件と関心は高いのに、10観点で最も低い。色を試せないまま買うという、化粧品ECの構造的リスクがそのまま数字に出ている。
  • カバー力(好評率72.9%・不満率16.0%・言及13,376件)は関心2位でありながら好評率7位。“隠したい”という購入動機の中核が、最も満たされていない。
  • チャネル差が大きい。肌質との相性はAmazon 45.9%/楽天 78.0%(差−32.1pt)、崩れにくさはAmazon 54.2%/楽天 79.2%(差−25.0pt)。出品チャネルで評価の付き方が大きく異なる。

1. 満足・不満が分かれるのはどの観点?

10観点を好評率順に並べました。最も高い伸びの良さが88.7%、最も低い色味の合致が58.0%で、とくに大きな段差はなく緩やかに下がります。

好評率
不満の声
伸びの良さ
88.7%
247
厚塗り感のなさ
84.3%
693
価格のコスパ
84.3%
262
密着感
81.9%
1,156
崩れにくさ
77.1%
1,308
カバー力
72.9%
2,140
肌質との相性
67.8%
1,123
色くすみの少なさ
67.2%
184
UVカット効果
62.6%
82
色味の合致
58.0%
1,693

とくに注目すべき2観点

色味の合致
58.0% 好評率 最下位
不満の声 1,693件 / 言及 9,102件
カバー力
2,140件 不満の声 最多
不満率 16.0% / 言及 13,376件

率だけを見ると読み違えます。不満率が最も高いのは肌質との相性(19.1%)ですが、言及は5,882件で、不満の声は1,123件。実際に最も多くの不満が集まっているのはカバー力で、その1.9倍の2,140件です。

N=66,941件の観点言及、TrendViewer調べ。
※「不満の声」は各観点の言及数×不満率で算出した概数です。

観点好評率不満率言及数市場の状態
伸びの良さ88.7%5.7%4,336飽和(王道価値)
厚塗り感のなさ84.3%7.3%9,493飽和(王道価値)
価格のコスパ84.3%5.6%4,673飽和(王道価値)
密着感81.9%12.0%9,630飽和(王道価値)
崩れにくさ77.1%14.7%8,899差別化余地あり
カバー力72.9%16.0%13,376差別化余地あり
肌質との相性67.8%19.1%5,882差別化余地あり
色くすみの少なさ67.2%18.4%999差別化余地あり
UVカット効果62.6%14.9%551空白(不満集中)
色味の合致58.0%18.6%9,102空白(不満集中)
この表を、御社の商品で作れます。
購入者レビューを観点別の好評率・不満率に分解し、強みと「後から効く弱点」を数字で出します。
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この2026-08→2026-09で棚は入れ替わりました(新規参入27商品・脱落30商品・残存30商品)
  • カバー力は新しく入った商品の方が+10.9pt高い。既存商品の弱点になりつつある観点です。
  • 崩れにくさは新しく入った商品の方が+8.6pt高い。既存商品の弱点になりつつある観点です。
入替の中身(どんな商品が入り、何が残ったか)を見る →

2. どの観点なら勝てる? — 商品間の差

観点によって商品間の差は大きく開きます。崩れにくさは56.2ポイント(89.5% 対 33.3%)——作り込みで動かせる観点です。

比較対象 19商品(観点言及の 95.3%)pakuto1fk754a100120-1pakuto-refill
最も高い商品その他の商品最も低い商品カテゴリ平均
好評率(商品ごとの散らばり)この図の読み方
横1本が1つの観点です。点は商品1つで、右にあるほどその観点の好評率が高い。濃い点=最も高い商品/薄い点=最も低い商品、縦線はカテゴリ平均です。点が広く散らばる観点は商品によって出来に差があり、固まっている観点はどの商品も同じ水準ということです。
差「差」とは
最も高い商品と最も低い商品の好評率の開き(ポイント差)です。差が大きい観点=作り込みで勝てる余地があり、差が小さい観点は差別化しにくい(横並び)と読めます。
伸びの良さ
31.1pt
厚塗り感のなさ
25.5pt
価格のコスパ
49.9pt
密着感
36.3pt
崩れにくさ
56.2pt
カバー力
40.5pt
肌質との相性
45.3pt
色くすみの少なさ
25.4pt
UVカット効果
30.9pt
色味の合致
28.1pt

注意 — カテゴリ平均と実力がずれている観点

観点カテゴリ平均比較商品の平均差総言及
UVカット効果62.6%59.0%+3.6pt551

レビューが数件しかない小規模商品が「100%」を出してカテゴリ平均を動かしています。実際に比較できる商品で見た値が右の列です。

N=66,941件の観点言及・57商品、TrendViewer調べ。
※比較対象は、その観点で言及50件以上ある商品。※「差」は比較商品の最高と最低の開き。
※総言及100件未満の観点は「参考」と表示し、結論には用いていません。

掲載商品の詳細(クリックで開く)

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観点別の言及は計12,787件。色味の合致がカテゴリ平均を下回る。

観点好評率不満率言及数対カテゴリ差
カバー力69.5%18.1%2,355-3.4pt
密着感78.2%15.7%1,919-3.7pt
色味の合致48.8%24.9%1,851-9.2pt 弱み
崩れにくさ74.1%17.3%1,797-3.0pt
厚塗り感のなさ79.8%9.6%1,657-4.5pt
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観点別の言及は計9,795件。目立った強み・弱みはなく、全観点でカテゴリ平均並み。

観点好評率不満率言及数対カテゴリ差
カバー力70.0%17.9%2,336-2.9pt
色味の合致58.0%18.1%1,537+0.0pt
密着感81.8%12.1%1,431-0.1pt
厚塗り感のなさ84.7%6.9%1,393+0.4pt
崩れにくさ75.9%15.7%1,328-1.2pt
a100120-1
a100120-1

観点別の言及は計7,387件。目立った強み・弱みはなく、全観点でカテゴリ平均並み。

観点好評率不満率言及数対カテゴリ差
カバー力75.7%14.2%1,900+2.8pt
色味の合致53.8%19.8%1,141-4.2pt
密着感78.2%14.6%1,027-3.7pt
崩れにくさ73.3%18.0%1,023-3.8pt
厚塗り感のなさ83.1%9.4%963-1.2pt
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観点別の言及は計6,443件。カバー力・密着感・価格のコスパがカテゴリ平均を上回る。

観点好評率不満率言及数対カテゴリ差
カバー力87.5%6.7%1,034+14.6pt 強み
密着感90.1%6.5%1,033+8.2pt 強み
価格のコスパ92.9%2.1%1,022+8.6pt 強み
崩れにくさ89.1%6.9%957+12.0pt 強み
厚塗り感のなさ92.3%3.6%845+8.0pt 強み
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444-468_1

観点別の言及は計4,163件。密着感・厚塗り感のなさがカテゴリ平均を下回る。

観点好評率不満率言及数対カテゴリ差
カバー力73.3%15.7%1,064+0.4pt
崩れにくさ70.0%18.9%703-7.1pt
密着感71.6%19.7%656-10.3pt 弱み
色味の合致51.2%25.1%561-6.8pt
厚塗り感のなさ67.8%19.5%370-16.5pt 弱み
📊
レビュー解析ツール TV Analytics購入者レビューを観点別に解析し、御社の商品の強みと弱点を定量化するBtoBツールです。
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観点別の言及は計4,029件。色味の合致・密着感・カバー力がカテゴリ平均を上回る。

観点好評率不満率言及数対カテゴリ差
色味の合致70.6%10.3%690+12.6pt 強み
密着感93.1%3.2%656+11.2pt 強み
カバー力89.1%3.5%605+16.2pt 強み
崩れにくさ89.5%5.0%543+12.4pt 強み
厚塗り感のなさ93.3%1.7%534+9.0pt 強み

3. なぜ買うのか? — 購入理由(悩み・ジョブ)と、誰が・どこで・いつ

「満たされたか」は、その観点の好評率が記事内の中央値以上かどうかで機械的に判定しています。

なぜ買うのか — 購入理由(悩み・ジョブ)★核心

買う理由関わる観点満たされたか事業者への示唆
毛穴・色ムラ・シミを隠したい(カバー)カバー力満たされず好評率72.9%・不満率16.0%と、関心の高さに対して満足が7位。カバー力と厚塗り感のなさ(84.3%)はトレードオフの関係にあり、“隠したいが厚く見せたくない”という両立要求が最も難しい。両立できている商品は同観点で+18ptを取れている。
自分の肌色に合う色を選びたい色くすみの少なさ/色味の合致満たされず好評率58.0%とカテゴリ最下位級。中立16.0%も厚く、『微妙に違う』という判断が多い。色展開が豊富なブランドほど選び間違いが起きやすく、実際に色数の多い商品で−19.5ptの下振れが観測されている。
夕方まで崩れずに持たせたい崩れにくさ満たされた好評率77.1%・不満率14.7%。季節と肌質に強く依存するため、『何時間持つか』ではなく『どんな肌質・どんな環境で』という条件付きの説明が期待値調整に効く。
自分の肌質(乾燥・脂性・敏感)に合うこと肌質との相性満たされず好評率67.8%・不満率19.1%。色と並ぶマッチングの失敗要因で、しかもチャネル差が最大(Amazon 45.9%/楽天 78.0%)。ターゲット肌質を明示している商品は+17〜22ptを確保している。

「満たされたか」は、その観点の好評率が記事内の中央値以上かどうかで機械的に判定しています。数値は「1. 満足・不満が分かれるのはどの観点?」を参照。

動機の核:動機の核は「隠したい × 厚く見せたくない × 自分の肌色・肌質に合わせたい」。処方技術(伸び・密着・厚塗り感のなさ)は既に飽和しており、購入後の失望は“色が合わない・肌質に合わない・思ったほど隠れない”というマッチングの失敗に集中している。改良投資より、購入前に色と肌質の適合を判断させる情報設計のリターンが大きい。

誰が・どこで・いつ(who / where / when)

軸文脈示唆
誰が毛穴・色ムラの悩みを持つ層、乾燥肌・脂性肌・敏感肌の自認層、時短でベースメイクを済ませたい層、ギフト購入者。肌質を明示した商品(美容液ファンデ・エイジング向け)は肌質との相性で+17〜22ptを取れている。『誰の肌向けか』の明示が、マッチング不満を減らす最も確実な手段になっている。
どこで購入はEC、使用は自宅。店頭のようにテスターで色を試せないまま購入する点が最大の制約。色味の合致58.0%はこの制約の直接的な帰結。色番の対応表、自然光下での着用画像、肌トーン別の推奨といった代替情報の設計が、そのまま返品率と評価に跳ね返る。
いつ毎朝のベースメイク。夏の皮脂・冬の乾燥という季節要因で評価が変動する。崩れにくさと肌質との相性は季節依存が強く、レビューの投稿時期によって評価が変わりうる。条件(季節・肌質)を添えた説明が、通年での期待値ずれを防ぐ。

※購入動機フラグ付きレビューの本文(なぜ)とW抽出に基づく。レビュー原文は掲載していません。

4. N1分析 — 「実在する1人(N1)」と拡販の優先順位

観点別 N1ペルソナ(制約→成立→便益→独自性)

毛穴と色ムラをしっかり隠したいが、厚塗りに見せたくない層
書かれていないこと
カバー力を上げると厚く見え、薄くすると隠れない
欲しいもの
カバー力と厚塗り感のなさが両立している
肌質(乾燥・敏感)が理由で合わない経験を重ねた層
書かれていないこと
評判が良くても自分の肌では粉を吹く・荒れる
欲しいもの
肌悩み別の適合が事前に説明されている
ECで色選びに失敗した経験がある層
書かれていないこと
色番の見え方が画面と実物で違い、買い直しが発生する
欲しいもの
色選びの手がかりが揃っていて、外しにくい
時短でベースメイクを済ませたい層
書かれていないこと
工程は減らしたいが、仕上がりは妥協したくない
欲しいもの
1本で完結しつつ、カバー力も確保できる

拡販に効くN1の優先順位

優先N1関心(言及)勝ち筋
1色が合わずに使わなくなる層色味の合致 言及9,102件/好評率58.0%・不満率18.6%・中立16.0%10観点で最低かつ、化粧品ECの構造的リスクそのもの。色番と肌トーンの対応表、自然光下での着用画像、少量サイズやサンプルの提供、色替え保証といった仕組みで直接改善できる。色展開が豊富なブランドほど下振れする(−19.5pt)ため、色数を増やす投資より選び方支援への投資が先。
2隠したい悩みが隠れないと感じる層カバー力 言及13,376件(2位)/好評率72.9%(7位)・不満率16.0%関心と満足の乖離が2番目に大きい。厚塗り感のなさとのトレードオフが本質で、両立できている商品は+18ptを確保している。LPでは『どの悩みをどの程度隠せるか』をビフォーアフターの条件付きで示し、期待値を具体化するのが有効。
3肌質が合わずに荒れる・粉を吹く層肌質との相性 言及5,882件/好評率67.8%・不満率19.1%ターゲット肌質を明示した商品は+17〜22ptを取れている。乾燥肌向け・脂性肌向け・敏感肌向けという絞り込みは、売上規模を落とさずに不満を減らす実証済みの手段。チャネル差が最大の観点でもあり、Amazon側の説明補強が特に効く。
4日焼け止め効果も兼ねたい層UVカット効果 言及551件/好評率62.6%・不満率14.9%・中立23.3%言及量は小さいが好評率は10観点で最下位。中立23.3%は『効果があるのか分からない』を含む。SPF/PA値の表記だけでなく、塗布量と効果の関係、日焼け止めとの併用の要否を説明することで中立を減らせる。薬機法の観点から効果の断定は避け、表示値の説明にとどめる。
事業者への結論:ファンデーションは処方技術が飽和し、勝敗が“色と肌質のマッチング精度”へ移ったカテゴリである。メーカーは(1)色選び支援の仕組み化、(2)カバー力と厚塗り感の両立、(3)ターゲット肌質の明示、の順に投資すべきで、EC事業者は色番対応表と着用画像の整備という、製品を変えずに実行できる施策から着手するのが最短距離になる。

5. どこに機会があるか — 語られる量 × 満たされ方

観点を「どれだけ語られているか」と「満たされているか」で置くと、打ち手の優先度が位置で分かります。

観点を「どれだけ語られているか」と「満たされているか」で置くと、打ち手の優先度が位置で分かります。右下にあるカバー力・色味の合致が、最も損をしている場所です。

評価が高い ↑
潜在便益
あまり語られないが、評価は高い
王道価値
よく語られ、評価も高い
空白
語られず、評価も低い
最優先
よく語られるのに、評価が低い
伸びの良さ 88.7%
厚塗り感のなさ 84.3%
価格のコスパ 84.3%
密着感 81.9%
崩れにくさ 77.1%
カバー力 72.9%
肌質との相性 67.8%
色くすみの少なさ 67.2%
UVカット効果 62.6%
色味の合致 58.0%
あまり語られない(551件)よく語られる(13,376件)→

カバー力は13,376件と多く語られながら、好評率72.9%にとどまります。関心が集まっている場所で落としているため、ここを直したときの影響が最も大きくなります。

左下は語られる量が少ない観点です。買う前に語りようがない要素はここに落ちます。量が小さいことを「関心が低い」と読むと判断を誤ります。

境界線は各軸の中央値。数値は「1. 満足・不満が分かれるのはどの観点?」と同じ出典(TrendViewer)。

6. 楽天 vs Amazon — チャネル別のレビュー評価差

楽天はカバー力・厚塗り感のなさがやや高い傾向(各観点n≥50、TrendViewer調べ)。

楽天はカバー力・厚塗り感のなさがやや高い傾向(各観点n≥50、TrendViewer調べ)。差が最も大きいのは肌質との相性で26.6ポイント、楽天のほうが高い。

Amazon楽天
肌質との相性
43.4%
70.0%
−27pt
崩れにくさ
59.0%
78.0%
−19pt
価格のコスパ
70.9%
84.9%
−14pt
密着感
68.8%
82.5%
−14pt
色くすみの少なさ
55.4%
68.0%
−13pt
伸びの良さ
79.2%
89.3%
−10pt
UVカット効果
57.2%
64.8%
−8pt
カバー力
66.3%
73.2%
−7pt
厚塗り感のなさ
79.5%
84.5%
−5pt
色味の合致
53.3%
58.2%
−5pt

差が最も大きいのは肌質との相性で27ポイント、楽天側が高く出ています。モールによって購入者層と使い方が違うため、同じ商品でも評価が分かれます。

差の絶対値が大きい順に並べています。差の向きは信頼できますが、幅そのものは収録商品数の偏りに左右されます。両モールの収録数はこの章の下の表を参照してください。

収録数は Amazon 28商品(観点別言及3,333件)/楽天 29商品(同63,608件)です(出典: TrendViewer)。

⚠ 交絡注意:チャネル差は商品構成・客層・レビュー文化の違いを含む相関であり、品質差を断定するものではありません。
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7. レビュー観点の推移と商品ラインナップの変遷

観測2点(2026-08〜2026-09)。

観測2点(2026-08〜2026-09)。最新ラインナップ57商品(Amazon 28/楽天 29)、レビュー言及66,941件。

観点別 好評率の推移(Amazon分のみ)

Amazon分の集計件数は2,063件→3,333件で母数がほぼ揃っているため、ここだけは前月と比べられます。各点で言及50件以上ある観点に限ります(出典: TrendViewer)。全モールの合計では母数が変わっており比べられません(理由は章末の「この章の数字の読み方」)。

観点推移好評率前月差言及構成比構成比の前月差
カバー力66.3%-2.0pt17.3%+4.5pt
肌質との相性43.4%-2.5pt14.5%-2.1pt
崩れにくさ59.0%+4.8pt12.5%+3.4pt
厚塗り感のなさ79.5%-3.9pt12.3%-2.5pt
密着感68.8%-4.3pt12.0%-1.1pt
色味の合致53.3%-1.3pt10.9%+0.4pt
伸びの良さ79.2%-0.6pt8.1%-0.5pt
価格のコスパ70.9%+11.8pt5.9%+0.6pt

言及構成比は、そのモールの全言及のうちその観点が占める割合です。件数が変わっても構成比は比べられるため、「顧客の関心がどの観点へ移ったか」は好評率より頑健に読めます。

商品ラインナップの変遷

期間新規参入脱落残存
2026-08→2026-09+27−3030

全期間で一度でも上位入りした87商品のうち、全点残存は30商品。入替率は約65.5%。「脱落」は検索上位から外れたことを指し、廃番を意味しません。

入替の中身 — どんな商品が入り、何が残ったか

新規参入27商品・残存30商品・脱落30商品を観点別に比べました(2026-08→2026-09, TrendViewer調べ)。

① 棚はどう入れ替わったか

破線 = 両月に残った 30商品 60 2026-08 60商品 −30 脱落 −30 +27 新規参入 +27 57 2026-09 57商品

② どの観点で差がついたか(新規参入 vs 残存)

0% 25% 50% 75% 100% 新規参入 残存 カバー力 言及構成比 20.4% 82.3% N=1,791 71.4% N=11,585 厚塗り感のなさ 言及構成比 14.4% 89.8% N=1,338 83.4% N=8,155 密着感 言及構成比 14.2% 86.5% N=1,550 81.1% N=8,080 色味の合致 言及構成比 13.9% 65.4% N=1,211 56.9% N=7,891 崩れにくさ 言及構成比 13.1% 84.3% N=1,463 75.7% N=7,436 肌質との相性 言及構成比 8.9% 72.9% N=818 67.0% N=5,064 伸びの良さ 言及構成比 6.6% 92.4% N=589 88.1% N=3,747 価格のコスパ 言及構成比 6.0% 90.5% N=1,247 82.1% N=3,426 色くすみの少なさ 言及構成比 1.5% 73.1% N=141 66.2% N=858 UVカット効果 言及構成比 0.8% 62.0% N=71 62.7% N=480

③ 入替の主戦場はどちらのモールか

Amazon 楽天 新規参入 計27商品 16 11 残存 計30商品 12 18 脱落 計30商品 18 12

④ 3群の商品数とモール構成

 新規参入残存脱落
商品数273030
掲載モール(Amazon/楽天)16 / 1112 / 1818 / 12

価格・レビュー件数・星評価は掲載していません。TrendViewerがこれらを商品登録時の値のまま更新しないため、時点比較にも群間比較にも使えないと判断したためです(2026-08-10)。

⑤ 何が語られているか(言及構成比の違い)

観点新規参入残存差
価格のコスパ12.2%6.0%+6.2pt
崩れにくさ14.3%13.1%+1.2pt
密着感15.2%14.2%+1.0pt
色くすみの少なさ1.4%1.5%-0.1pt
UVカット効果0.7%0.8%-0.1pt
伸びの良さ5.8%6.6%-0.8pt
肌質との相性8.0%8.9%-0.9pt
厚塗り感のなさ13.1%14.4%-1.3pt
色味の合致11.9%13.9%-2.0pt
カバー力17.5%20.4%-2.9pt

新しく入った商品では価格のコスパがより多く語られ、カバー力は相対的に語られていません。構成比はグループの大きさに依らないので、好評率より「関心の重心の違い」を素直に示します(出典: TrendViewer)。

⑥ 入ってきた商品の傾向

  • カバー力は新規参入組が残存組を+10.9pt上回ります(参入82.3%(N=1,791) 対 残存71.4%(N=11,585))。
  • 崩れにくさは新規参入組が残存組を+8.6pt上回ります(参入84.3%(N=1,463) 対 残存75.7%(N=7,436))。
  • 色味の合致は新規参入組が残存組を+8.5pt上回ります(参入65.4%(N=1,211) 対 残存56.9%(N=7,891))。
  • 新規参入27商品のうちAmazonが16商品(59%)で、残存の Amazon比率40%より高いです。入替はAmazon側で強く起きています。

新規参入組と残存組はどちらも最新データ点の解析結果なので、この2群の比較は解析範囲の広さに左右されません。好評率は各群の商品を言及数で加重平均した値、対象は両群とも言及が50件以上ある観点です(出典: TrendViewer)。

⑦ 打ち手

  • カバー力:あとから入ってきた商品の方が評価されている観点です。既存商品はここが相対的な弱点になりつつあるため、仕様の見直しか、すでに満たしているなら訴求の見直しが要ります。
  • 崩れにくさ:あとから入ってきた商品の方が評価されている観点です。既存商品はここが相対的な弱点になりつつあるため、仕様の見直しか、すでに満たしているなら訴求の見直しが要ります。
  • 色味の合致:あとから入ってきた商品の方が評価されている観点です。既存商品はここが相対的な弱点になりつつあるため、仕様の見直しか、すでに満たしているなら訴求の見直しが要ります。
  • 入替が起きているのは主にAmazon側です。Amazonでの検索順位とレビュー獲得を優先的に見るのが有効です。

群間の差は相関であり因果ではありません。「この観点を直せば棚に残る」という因果を示すデータではなく、いま棚に入っている商品群と出ていった商品群の評価の違いを示すものです。

⚠ 解釈の注意:2群の差は相関であり因果ではありません。「脱落」は検索上位から外れたことを指し、廃番・販売終了を意味しません。各群の好評率はその商品群のレビューを集計した値で、同一商品の評価が時間で変化したことを示すものではありません。
この章の数字の読み方 — どこまでを前月と比べられるか(クリックで開く)
⚠ 前月との比較は、全モールの合計ではできません:集計したレビュー言及の件数が2026-08の12,468件から2026-09は66,941件へ5.4倍に変わりました。内訳は楽天は10,405件→63,608件、Amazonは2,063件→3,333件です。増えたぶんはほぼ楽天分です。両月に載っている18商品が6,790件→54,456件、新しく入った11商品が9,152件です。市場の口コミがその分増えたわけではありません。母数がこれだけ違う2つの割合を並べても、評価が上がった・下がったの判断はできません。ただしAmazon分だけを見れば母数はほぼ同じなので、そこは前月と比べられます。次の「Amazon分のみ」の推移がそれです。商品の入替(新規参入・脱落)は検索のやり直し結果なので、そのまま読めます。

8. データの定義

用語定義
好評率その観点に言及したレビューのうち、肯定的な内容の割合。効果・効能の保証ではなく、レビュー上の評価傾向を示す。
不満率その観点で否定的な内容の割合。好評率+不満率+中立率=100%。
言及数(n)その観点に触れたレビュー文の数。多いほど関心が高い=市場が重視する論点。
リフト(pt)個別商品の好評率と、カテゴリ平均の好評率の差(%ポイント)。プラスは相対的な強み。n<50は参考値として掲載していない。
カテゴリ便益/潜在便益好評率と言及数の両方が高い王道価値/刺さるが訴求・充足が不足している価値。

9. よくある質問

データ提供:TrendViewer(HALDATA)。
Q. このデータは効果・効能を保証しますか?
A. いいえ。購入者レビューの観点別の評価傾向(好評率・不満率・言及数)を中立的に集計したものです。化粧品・医薬部外品の効能効果を示すものではなく、特定商品の優劣を断定するものでもありません。
Q. 最も改善効果が大きい観点はどれですか?
A. 統計上は色味の合致です。言及9,102件と関心があるのに好評率58.0%と10観点で最も低く、色を試せないというEC固有の制約が原因のため、仕組み(色番対応表・着用画像・少量サイズ)で直接改善できます。次いでカバー力、肌質との相性が続きます。
Q. 色展開が多いブランドのほうが色は合いやすいのでは?
A. 本データでは逆の傾向が観測されました。色数の多いブランドの商品で色味の合致が42.1%(カテゴリ平均−19.5pt)まで下がる事例があり、選択肢の多さが選び間違いを増やしている可能性があります。色数そのものより、選び方を支援する情報の充実が効くと読めます。
Q. AmazonのほうがCV評価が低いのはなぜですか?
A. 本データでは楽天が全10観点でAmazonを上回りましたが、これは品質差の証明ではありません。楽天側は公式ショップ・ブランド指名購入が中心、Amazon側は価格主導で購買層が広いという商品構成と客層の違いを含む相関です。出品チャネルごとの説明密度を検討する目安として使ってください。
Q. 対象商品と期間は?
A. TrendViewerが収集したAmazon・楽天の上位ファンデーション計60商品(Amazon30/楽天30)、2026年8月時点のレビュー12,468件の言及です。リキッド・クッション・パウダー・スティックの各タイプを含みます。

データ提供:TrendViewer(HALDATA)。上位60商品・レビュー12,468件の言及に基づく2026年8月時点の統計的傾向で、化粧品・医薬部外品の効能効果を示すものではありません。レビュー原文は掲載していません。

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